1948-06-23 第2回国会 衆議院 国土計画委員会請願小委員会 第11号
○伊瀬幸太郎君 奈良縣添上郡高瀬川は勾配が急で、屈曲が多く、かつ山林の濫伐で山崩れ、決壊等のため、櫟本町及び沿道村の受ける災害は年々相当額に上る現状であるため、昭和五年より昭和十四年にわたつて改修工事を施行してきたが、完成に至らずして工事は中止されている、ついては災害防除のため本川の改修工事を施行されたい。
○伊瀬幸太郎君 奈良縣添上郡高瀬川は勾配が急で、屈曲が多く、かつ山林の濫伐で山崩れ、決壊等のため、櫟本町及び沿道村の受ける災害は年々相当額に上る現状であるため、昭和五年より昭和十四年にわたつて改修工事を施行してきたが、完成に至らずして工事は中止されている、ついては災害防除のため本川の改修工事を施行されたい。
○田中專門調査員 奈良縣添上郡地藏院川は、屈曲が多くて河川が狹少で年年の被害額は相当大であり、数千町歩の耕地と数百戸の人家はますます荒廃化する現状であるから、食糧増産、民生安定上本川の改修工事を速やかに施行されたいというのである。
請願者は奈良縣添上郡大柳生村長永井義治外四名となつております。本請願の要旨は、伊賀の盆地は廣大な沃野で阪神地方の穀倉であり、また上野市と奈良市との中間經過地方は薪炭の生産多く、亞炭の埋藏量數千萬トンに及ぶ。しかるに交通は關西線と自動車によるのみである。